ちょっと書類の作成で休日出社

昨日はなるべく早く会社から出ようとして、残した仕事が少しあった。というわけで土曜日に会社に出てきてごそごそと仕様書作成に勤しんでいた。

さて、マニュアルとは、ということについて考えてみた。

マニュアルが存在する必要十分条件

まず第一に、マニュアルが存在するための必要十分条件というのは、読む人と書く人が複数人いる状態を保てるかにかかっている。

マニュアル活用の実際の例
  • 自分はマニュアルを書いて、他の人がそれを読んで実際の業務で用いる。
    • 自分の料理のレシピ
    • 自分の業務の仕様書
  • 他の人が書いたマニュアルを自分が読んで実行する。
    • 家電の取り扱い説明書
    • 既設プログラムの仕様書

読むにしたって書くにしたって、「両方が自分だけ」というのはなかなか無い。

マニュアル作成に必要なもの

  • 完成品を作り上げる気力と体力
  • 表現の上手さ
  • 書くべき内容の知識と経験

やっぱりマニュアルを作成するって、そんなに簡単な条件じゃない。自分はやっと勤続まる2年ってところだから、業務経験っていったってたかが知れているし、狭い範囲しか見ることができないと思う。けれど、マニュアルが無いところで仕事をしていくってのは、背骨がない生物みたいなもんである。

どうも日本の会社って「上が下に教えること」とか「共通化作業」、「マニュアル作成」は苦手らしく、前回やったことが次に活かされにくいフレームワークの中で働いている気がする。確かにウォーターフォール型開発モデルに従って、フェーズ毎にレビューを実施していても、結局レビューは人の手を煩わしてしまう。目視検査の前に機械的なチェックをかけやすいようにできないものか、と思いつつマニュアルを作成しようとしても、単発的なアイディアに終始してしまって結局、完結した文書は書けないでいる。今まで自分でいろいろなマニュアルを作成しようとしたが、どれもこれもノウハウ集というものになってしまって、しかも結局自分しか使わないものだからマニュアルがマニュアルにならない。どうやら、マニュアルを作成して、実際に使うためには他の人を巻き込むしかなさそうだ。

車無しの旅行術

車の免許は取得したものの、どうもレンタカーすら乗ることが億劫である。そもそも免許取得してからというもの、公道で走った記憶が無い。大学時代にはせっかく何十万もかけて自動車学校に行ったのだが、今ではペーパードライバーである。ちょっと今さら運転するのも怖い気がする。というわけで、旅行のときはレンタカーも使わずに旅行しているわけである。現代社会では無くてはならない車だが、やっぱり車抜きであれこれ行動してみると、意外と知恵を使わなくてはならなかったりする。知恵で非力をカバーするというのも楽しい。というわけで、車無しの旅行術というコンセプトで書いてみようと思う。

なるべく移動時はコンパクトを目指す

二泊三日程度の単身での国内旅行では、あれこれ日用品を持って行く必要があまり無い。むしろ、過剰な荷物は足手まといの元になってしまう。というわけで、旅行のときはなるべく荷物はコンパクトにしたい。まず、行きはキャリーケースは使わない。帰りは紙袋で十分である。着替えとか準備するのはいいことだと思うのだが、やっぱり衣類って一番かさばりやすいものである。それに、せっかく準備したものの、気温の関係で結局最後まで着ることが無かったということもたびたびある。さらに、ビジネスホテル程度ならバスタオルもガウンも石けんもシャンプーもあるわけで、あえて荷物を持っていく必要も無い。というわけで、一番のやっかい者であるキャリーケースを大胆にも使わないという戦法を使う。キャリーケースを使わないだけで、飛行機の手荷物検査も省略できるし、受け取り時のターンテーブルの混雑している中、時間をロスせずに済む。

さて、着替えはどうするかというと、いざというときは現地のユニクロなんかに行けばいい。靴下程度だとコンビニでも売っていたりするが、どうもコンビニで靴下を買うのは高い気がする。けれども、ユニクロだったら着替え一式は最低限そろえることができるし、何よりたいていの主要都市にはかならずあるというのが心強い。ユニクロならば、駅前に出店していることが多い。例えば、京都駅ならば三店ほど出店している。それに、たいていは年中無休で午前9時から午後9時前後まで営業しているので、観光を終えてホテルに向かうついでにユニクロに行く、という選択肢もできる。

また、自転車で移動するのもいいかもしれない。昼間に観光地を巡るのに自転車、夜に散歩がてらに自転車で近くのコンビニまで行くというのもいいかもしれない。レンタサイクル店なら、一日1000円前後で自転車を借りられるので、便利だろう。車ならば通り過ぎてしまい、車窓から眺めるだけの風景も、地道に自転車を漕ぎながらだと楽しい。

情報第一

荷物は極限まで削る一方、やっぱりどうしても必要だと思うものの一つにノートパソコンが挙げられる。メールを送信したりウェブを閲覧するだけであったりするのだが、無かったらやっぱり寂しい。

また、ノートパソコンの使い道のひとつとしては、目的地までの経路を検索したり、地図を印刷したりするというのが挙げられる。東横インみたいな環境の整ったビジネスホテルなら、パソコンやらプリンターがちゃんと設置してあったりするが、ネット環境すら無いビジネスホテルもまだまだある。駅とかではあらかじめ契約をしておき、有料で無線LANが使えるというサービスがある。ビジネスホテルでネット環境が無い場合でも、無線LANを使って、ウェブから地図をコピーしたりして、目的地までの経路の資料を作成して、それをネットプリントというセブンイレブンのサービスで印刷をすれば、いつでも簡単に目的地までの経路が紙で印刷された形で手に入る。経路とか時刻表みたいなものは携帯電話で十分代用できそうな気もするが、やっぱり余白に書き込みができるというのが紙の一番の強みである。それに、紙ならば電池切れという心配も無い。

準備は周到に

携帯電話は旅行でなくてもたいていの場合は持っているが、やっぱりバッテリー切れになり、充電できない環境に置かれると少し心細い気もする。たいていの携帯電話ショップに行けば、無料か、せいぜい100円程度で充電させてもらえるが、いつもそういうショップがあるとは限らない。携帯電話の充電器は最優先でそろえておきたいアイテムである。コード類を結んでコンパクトにまとめておけば、そんなに荷物にならない。また、携帯電話だけではなくて、デジカメの充電器もそろえておきたい。デジカメは電池を食うので、すぐに電池が切れてしまうかもしれない。さらに、ノートパソコン用のコードもそろえておきたい。いくら電池が持つノートパソコンとはいっても、せいぜい持って5時間前後である。充電器類のアイテムは忘れずに持って行きたい。

夕焼けの公園

朝起きたのが9時。二度寝するのももったいなくて、そのままぼーっとしていたらいつの間にか昼になってしまった。昼頃から少しずつ部屋の片付けとか、Javaの勉強をしていたりしていたら、5時頃には夕暮れになってしまった。でも、日は傾いたとはいえ、まだ明るかった。たまには、自転車に乗って近くの公園に行ってみようと思った。ついでにカメラを持って行って何か面白いものを撮影してみようと思った。せっかく買ったカメラなのに、旅行ぐらいにしか使ってないというのももったいない気もした。それに、デジタルなのだから、不要な画像はその場で消せばよいのだ。今までカメラを積極的に使っていない自分を発見した。そんな訳で、カメラを持って公園に出かけたくなった

家の近所の公園と一言いっても、歩けば20分ぐらいかかる。歩いていこうものなら早速おっくうになってしまいそうな距離だ。その代わりものすごく大きな公園だ。昔の武家屋敷でもないのに、なんであんなに大きな公園が首都圏にあるんだろうってなぐらい、その公園は広い。隣に博物館とかあるのだけれども、たぶん、博物館のほうがおまけで、メインは公園じゃないかってぐらい、広い。

そんな広い公園に自転車で行ってみたくなった。実際、行ってみるとまだジョギングしに来た人たちがたくさんいて、その中を自転車で走っていったのだ。向こうが走ってるのにこっちが自転車という道具を使っていて、ちょっぴりと申し訳ない気分になった。でも、別に自転車が禁止されているわけでも無かったので、広い公園を自転車で探索してみた。

公園は縁に従ってぐるっと一周するような道があり、それに沿って自転車で走った。およそ一周2,3kmといったところだろうか、そんなに長い距離じゃない。時々、オブジェみたいなのが公園の道の脇にあったりするのだが、芸術性のかけらもないようなもんばっかり転がっている。「正直、ああいうのは撤去して・・・」なんて思っちゃったり。公園=オブジェ、みたいなのは共通認識なんだろうか。あんまり変なのを置かれても、存在価値のあるようなないような微妙なものばかり。いや、価値があったら誰かが盗んでいってしまうから、あえて価値の無いものばかり置いているとの逆転の発想かもしれない。

連休明けの初日はキツい

お盆や正月、そしてゴールデンウィークのような大型連休が終わると現実世界に引き戻される感じがする。休暇を楽しむのも仕事に励むのも、どちらも現実なのだが、休暇モードから仕事モードに入るというのは、お風呂から上がって急に湯冷めをするような感覚がある。

連休中は北海道に戻っていたわけだが、今回の連休はちょっと変わったパターンを過ごしてみた。羽田→伊丹→京都→関空→千歳→札幌→千歳というように、飛行機を3回乗ってみた。

なぜ京都に行ったかというと、森見登美彦の小説の舞台だから。「夜は短し歩けよ乙女」は片思いの男が清純な乙女を追いかけるというストーリーで、変な事ばかり起こる。一回読んでみたが、吸い込まれるようにして一気に読んでしまった。というわけで、京都にかねがね行ってみたかった。特に、先斗町あたり。